2023-04-25

鶴齢 雪室ヴィンテージ 2017

鶴齢を醸す青木酒造さん。蔵は新潟・南魚沼に所在しますが、「自社の雪室」を2017年から稼働させ、火入れのお酒を雪室で貯蔵させることでなめらかな酒質を実現するという、地の利をいかした「貯蔵方法」を確立しています。

2017年は、青木酒造さんの創業300周年を迎えた記念すべき年でした。その年に雪室稼働を始めた、というのは蔵元冥利に尽きるでしょう、と今振り返っても強く思います。

さて、そんな記念すべき2017年に仕込み、ボトリングし、雪室熟成していた、素晴らしすぎる限定酒が届きました。

kakurei230425

・鶴齢 (かくれい)  雪室ヴィンテージ 2017 / 新潟

“鶴齢 雪室”とラベルおよび木箱にシンプルに書かれた文字。凛としたたたずまいが只者ではない感を醸しだしています。このラベルは、6年前の300周年記念の一連のロゴ等を担当された、クリエイティブディレクター佐藤可士和氏が手掛けたもの。

兵庫東条特A地区の山田錦で仕込んだ純米大吟醸酒を、2017年7月にボトリングし、雪室で静かに熟成させてきました。6年を経て、風味にこれ以上ないといっていいくらいの深みが増し、絶妙な旨味の幅、そしてシルキーななめらかさをまとった素晴らしい雫となりました。

熟成、それも雪室熟成でなければ成立しない味わい。6年という月日を振り返りながら、ぜひ大切な人と味わっていただければと思います。

¥13,200 / 720ml (税込み)

 


酒のサンワ / sanwasake