2025-04-25

十九 Gattolibero 19 × 2

蔵出しは2月および3月だったのですが、桜の季節が終わったころに同時入荷、、、と考えておりました。入荷のお問い合わせを多くいただいておりまして、ようやくの入荷となりました、すみません。

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・十九 (じゅうく)  Gattolibero 19 生原酒 555 & 557 / 長野

協会6号酵母で仕込んだお酒を、猫ラベル (しっぽに6をしのばせて) でリリースしてきた尾澤酒造場さん。今期はラベルが大きくリニューアルされています。

入荷した2種類のお酒は酒米違いで、長野県が育成中の新しい酒米をつかっています。いずれも59%精米で仕込みました。

右の白猫が信交酒557。やわらかな甘みを感じつつ、ほどよい酸があり、軽快に楽しめるタイプとなっております。

酒米については、以下、十九の蔵元ブログより抜粋
—「信交酒557号(夢見錦)」は2014年に「山田錦」と「ひとごごち」から育成された「三重酒20号」を母とし、「山田錦」を父として交配していて、成熟期は晩生で収量性は「金紋錦」と同等で、米の溶解性が優れています。醸造試験では酒質の良い結果が得られている品種です。—

左の黒猫が信交酒555。同じくやわらかな甘みを感じつつ、557に比べてややリッチテイストに仕上がっています。

酒米については、同じく以下、十九の蔵元ブログより抜粋
—「信交酒555号(やまみずき)」は2013年に「信交酒516号」と「みねはるか」を交配していて、成熟期は「金紋錦」と同じ中生で、精米時の砕米の発生が少ないことから吟醸酒や大吟醸酒の醸造に適しています。また、温暖化で品質低下が問題となっている製造工程での米の溶解性が高いため、醸造適性が優れる品種です。—

温暖化・高温障害など、酒米をにまつわる問題を解決すべく、各県でさまざまな試みがなされています。直面している問題に向き合うだけではなく、前へ前へと進化していくことの重要性をひしひしと感じました。
ぜひ飲み比べてみてください!!!
各¥3,980 / 1800ml (税込み)
※1800mlのみ先行入荷といたしました。
酒のサンワ / sanwasake