2020-10-18

【蔵訪問記】凱陣 (丸尾本店)

10月から東京都発着の旅行もGoToトラベルの対象となり、この制度を利用して京都と香川に行ってまいりました。香川は蔵訪問 (ことしは最初で最後) が目的だったのですが、造りに入る直前のタイミングで、凱陣を醸す丸尾本店さんに伺ってきました。コロナ禍ゆえ万全の対策を施して伺ったものの、全員が全員マスク姿というのはなんとも不思議な光景でした。

丸尾本店さんには、ここ10年ほど、毎年お邪魔してその年のお酒をきき酒しているのですが、10月という遅い時期に伺ったのは初めてです。

蔵への道中道後で、丸尾社長に讃州雄町と讃州山田錦の田んぼにも案内いただきました。

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讃州山田錦の田んぼです。例年、穂が実っていない時期に伺っているため、田んぼをみてもいまひとつピンとこなかったのですが、実際に稲穂が頭を垂れているさまを目にし、身震いがしました。

ことしは出来がよさそうだということと、台風が近づいていたため収穫のタイミングが早まるかもしれない、ということと、それによって山田錦の状態が変わってくる、、、ということを実際に社長から伺うと、田んぼと蔵の仕込みがいかに連動しているかということがよくわかります。

蔵ではちょうど火入れ作業を行っていたところでした。

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和釜が稼働しているのを見るのも初めてでした。新たに加わった蔵人さんもいらっしゃり、夏とは違って造りに入る前の蔵の躍動感・鼓動を感じることができました。

恒例のきき酒です。

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きき酒は、途中までは集中できるのですが、後半になってくるとなかなか難しい…。毎年楽しくもハードルの高い作業です。

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R1BYのお酒は入荷しているものもありますが、多くはサーマルタンクで貯蔵されています。すべてきき酒していだいた感想は、「R1BYは非常に上品な酒質だ」ということ。

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R1BYの火入れのお酒もひととおりきいてきました。一部はこれから入荷があると思います。

店主とふたりきりで伺ったこともあり、いろいろ突っ込んだ話ができたり、発見が多々あったりと、収穫ある訪問となりました。毎年そうなのですが、蔵に直接伺わないと見えてこない、理解できないことが多くあります。コロナ禍の折、われわれを迎え入れてくださった丸尾社長、丸尾本店のみなさまに心より感謝申し上げます。

GoToトラベル効果もあり、高松も京都も、若い方が中心ではあるものの、街に活気が少しずつ戻りつつあるように感じました。コロナ禍が収束をみせるまでは予断を許さない状況は続きますが、手洗い・うがい・マスク着用といった基本的な感染対策を続けながら、楽しみながら経済を回していくこと。これに尽きると、この度の出張をとおして再認識した次第です。

GoToクーポンも使ってきましたよ。当店でのGoToクーポンの利用開始までもう少し (のはず)。いましばらくお待ちくださいませ。。。


酒のサンワ / sanwasake