2024-07-16
【反対署名のお願い】長野県信州新町の産廃焼却場計画
写真のお酒は十九の原点というべき特別純米酒、通称赤ラベル。
十九を醸す尾澤酒造場さん。蔵は長野市中心部から西へ車で1時間ほどいった山間にある信州新町に所在します。
蔵からさほど離れていないところに、県内最大級規模の産業廃棄物焼却場の建設が計画されているそうです。地元住民はその計画に反対しています。
反対するのはなぜか。
飲料水をはじめとする生活水に悪影響が及ぶからです。
蔵にとってもまったくもって他人事ではなく、仕込み水以外の醸造用水 (洗米や器具を洗う水) が影響を受けます。蔵のそばを流れる犀川は千曲川、そして信濃川につながっており、流域の長野、新潟での生活水にも影響が及びます。
施設の建設計画地域周辺は、従来地盤が軟弱な地域として知られており、土砂災害警戒区域となっています。昨今の温暖化による異常な規模の大雨や台風で土砂崩落や崖崩れが頻発しており、そのたびに通行止めとなっています。
施設が自然災害に巻き込まれてしまったらどうなるか。有害物質が川に流出し、犀川のある信州新町周辺のみならず、千曲川、その先の海にまで汚染水が流れます。事故が一度でも発生してしまったら取り返しがつきません。
建設計画の許認可を判断するのは長野市。
長野市長に計画を認めないようお願いするための反対署名活動が行われています。日本酒を愛する皆さまにも署名のご協力をいただきたく、ページにいたしました。なお、署名サイトでの課金の必要はありませんので、署名のみいただけると幸いです。
当該地域から離れた場所では、このような計画がなされていること自体を知る機会がほとんどありません。SNS等での拡散もあわせてお願い申し上げます。