2024-07-12
【新規取り扱い】十石 (松山酒造)
新規取り扱い銘柄のお知らせです。
京都府は京都市伏見の松山酒造 (まつやましゅぞう)さんの「十石 (じっこく)」です。
大正12年に創業した松山酒造は、昭和42年以降長きにわたって月桂冠のお酒を仕込んでいました (いわゆる桶売り)。パンデミックのあおりをうけ、2021年 (令和3酒造年度) に生産休止を余儀なくされます。
篤姫や坂本竜馬ゆかりの歴史的にも重要な場所に所在する蔵の存続をかけ、京都の地酒蔵として再スタートを切るべく、特定名称酒に特化した小仕込みでの新たな酒造りが2023年にはじまりました。
新たに誕生したお酒の銘柄「十石」は、古来京都への玄関口であった伏見の河川において交通・運送を担った最小の舟「十石舟」から命名されました。
酒造りの指揮を執るのは、元月桂冠の高垣幸男杜氏。月桂冠時代に8度も金賞を受賞した凄腕杜氏として知られています。十石では、京都の米・水・麹・酵母のみを用い、京都にこだわりぬいた「地酒」としての立ち位置を目指します。
ありそうでなかった京都の地酒。地酒蔵として再出発する蔵の挑戦、心意気に共鳴し、みなさまにご案内する運びとなりました。
十石をどうぞよろしくお願いいたします。