義侠 R3BYのスペシャル酒

現在当店でご案内している義侠のR3BY新酒は、いずれのお酒もすべて、お客様から非常に高評価をいただいております。特に山田錦の純米酒については目を見張るものがあります。酒質が少し変わったかな、、、そんな印象を抱いておりました。

今月の9日に蔵で開催された新酒きき酒会。当店定休日だったこともあり、店主は2年ぶり、アヒルはなんと6年ぶりに参加してまいりました。

例年どおりとはいかず、規模を縮小しての開催でしたが、愛知まで行ってよかった。。。きき酒のみならず、蔵元と実際に会って話して、これから蔵が目指していくもの・形をこの目で見て体感することができたのは何よりの収穫でした。その話はまたいずれできたら、、、と思います。ひとつだけ。蔵に新しい精米機が導入されていました。とにかく、とにかく圧巻でした。個人的にはこの精米機の導入が今期のお酒の酒質に影響しているのかな、と感想をもちました。

肝心のきき酒ですが、新酒を中心に熟成酒とあわせて数十種きき酒しました。どれもよかったのですが、ひとつ、強く強く印象に残るお酒がありました。それが本日入荷したお酒となります。。。(前置き長くなりました、すみません)

・義侠 (ぎきょう)  純米吟醸原酒 40% 生酒 2021BY 仕込み24号 (写真右) / 愛知

特A山田錦を40%精米で仕込んだ純米吟醸原酒の生酒です。いくつか仕込んだタンクのうち、この仕込み24号が際立って印象に残りました。何度も何度もきき酒を繰り返したほどです。話はそれますが、この蔵では、40%精米であっても、純米吟醸としてリリースするのが恒例となっております。

これまで、40%精米や30%精米のお酒は、何年か熟成させて特A山田錦のポテンシャルを引き上げていく、というパターンでご案内してきたものですが、このお酒は、花開いて完成された味わいに仕上がっていました。柔らかく、洗練された味わいに幅と深みがあり、酸や香味のバランスは完璧といっていいほど。

冒頭で、ご案内中の新酒がすべて高評価をいただいていると記しましたが、ここにリンクしているのかなぁと。。。というわけで、ひさびさにこのクラスのお酒を入荷した次第です。ケの日の一本に、とはいかないですが、ハレの日を添えるお酒のひとつとしていただければ幸いです。

¥4,980 / 720ml (税込み)

写真左のお酒は、純米吟醸原酒 おり酒、新酒恒例のスペシャル酒「遊びのお酒」となります。

きき酒当日も唯一きき酒できなかったお酒で、特A山田錦30%精米～50%精米で仕込んだ純米吟醸酒のおりの部分だけを、それぞれの仕込みタンクから抜き取りブレンドしたものとなります。

それぞれの味わいが、重層的に楽しめます。ちょっとしたイベントで楽しんだり、ギフトにしても良いと思います。

¥2,980 / 720ml (税込み)