2020-10-10

GIはりま と 奥播磨 と…

生産地の特性が品質の特性に結びついている産品の名称を知的財産として登録し、保護する制度があります。農林水産省主導の制度なのですが、これに基づいた、地理的表示 (Geographical Indication、略してGI) がなされているものを目にすることが度々あると思います。

お酒の世界に目を向けると、GIが先行していたのは焼酎で (球磨、壱岐、薩摩 )、その後日本酒でも少しずつGIが制定されるようになりました (フランスワインにおけるAOCのようなもの)。

近年ラベルに「日本酒」と表記されるのを目にすることが多くなったと思いますが、これは「日本酒」というGIなのです。従来ラベルに「清酒」と表記されていた部分で、原料含め国内で製造された日本酒は「日本酒」と表記してよいというGIが2015年に制定されて以降、「清酒」ではなく「日本酒」と表記する蔵が一気に増えました。

ことし、そのGIに「はりま」が指定されました。原料は兵庫県で収穫した山田錦のみをつかい、仕込み水も産地の範囲内で採取したもののみ用いたお酒であることが条件。このGIはりまブランドの商品として醸したお酒がついにリリースです (前置き長っ。。。)。

okuharima201010

・奥播磨 (おくはりま)  純米吟醸 山田錦55 GIはりま / 兵庫

上記のGIはりまの条件に加えて、「口当たりがが優しく、繊細なコクと豊かな香味のふくらみを有し、のど越しの良い酒質」という条件をクリアしたお酒がGIはりまを名乗れるそうです。

この基準に沿って醸された、純米吟醸酒です。

やさしく丸い口当たり。コクも香味もちょうどよく、、、GIはりまの基準を満たしていますが、ここはやはり下村さん。奥播磨テイストに仕上がっていますw

奥播磨ブランドとしては山田錦単独でのお酒は最近お目にかかっていませんでしたが、「はりま」というテロワールをも打ち出した彼らの新しい挑戦に、エールを送りたいと思います!!!

¥3,520 / 1800ml (税込み)
¥1,760 / 720ml (税込み)

一緒に、こちらのお酒も到着しました。ほんとうにひさびさです、何年ぶりだろう。。。

hakueisen201010

・白影泉 (はくえいせん)  山廃純米 山田錦55 29BY / 兵庫

奥播磨とは別ブランドで展開される白影泉。熟成したものがときどき出ていましたが、ここ数年はリリースされていませんでした  (昨期は入荷を逃してしまいました)。

山田錦で仕込んだ山廃純米のH29BYです。酸も酒度もしっかりあり、白影泉ならではの味筋全開。深いです。燗でぜひ。

¥3,850 / 1800ml (税込み)


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